ひとりごと
公務員のサービス残業の諸悪の根源は、予算主義と厳格な超過勤務命令にあるんじゃないかな。
前年度末に積み上げた予算がすっからかんになったら払わないとか、上司の明確な命令がなければ勝手な居残りになるとか、このあたりに問題があり実に根が深い。
フツーの会社であれば、法律によって倒産しようが時間外は取り立てられるものだし(支払い能力はすでにないかもしれないが)、タイムカードに超過勤務記録があればどの業務に従事していたことが明確でなくても勤務時間としてやはり取り立てられる(パソコンでソリティアしてたらそうもいかんかもしれないが)ものである。
ところが公務員は、予算が補正されねばカネがないから払いようはないし、勤務命令とやらに決裁記録がなければ払われない。法律や条例という公的なものがそうなっている。客観的に言って全くブラックである。
これで、若きものに志を高く一緒に頑張ろうって、頑張るはずがない。辞めていくばかりである。
だいたい支給できるって条文があったりするのがヒドイ。支給せねばならないの間違いじゃないだろうか。
なーんて、かなりひとごとのひとりごとだがそう思う。
自治体職員の退職が激増しているって記事を読んで色々調べた個人の感想はそんな感じ。
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